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2001年の近鉄

近鉄バファローズ
チームMVP「ローズ」

パリーグ初の前年最下位からの優勝。投手陣は弱かったが、打線の力でいくつもの逆転勝利をし、9月26日の北川、代打逆転満塁サヨナラ本塁打によって優勝が決定した。投手陣では、岩隈・バーグマン・パウエル・三澤らの戦力アップによって、後半戦を引き締めた。打撃陣は、なんといってもローズと中村のコンビがすごかった。二人で101本塁打・打点263点。磯部が95打点、川口と吉岡も20本塁打以上と、脅威の打線が投手を支えた。日本シリーズはあっさりと敗戦。
チーム順位

優勝 78勝60敗2引分
主なタイトル

MVP ローズ
本塁打王 ローズ 55本
打点王 中村紀洋 132点
出塁率 中村紀洋 ・434
オールスター出場選手

ローズ 中村(MVP) 盛田 岡本 前川
メモ

月間MVP4月 前川
月間MVP5月 中村
月間MVP6月 ローズ
月間MVP9月 大塚
ベストナイン 中村(三)ローズ(外)
ゴールデングラブ 中村(三)
2軍首位打者 仲濱
2軍盗塁王 森谷
2軍防御率 山崎
話題

3月24日 開幕戦、5点差逆転勝
5月29日 近鉄-日本ハム 両軍投手16人
6月20日 スパイ容疑で注意うける
7月24日 中村、オールスター3戦連続本塁打
9月9日 ローズ、53号
9月24日 ローズ、55号
9月26日 北川、代打逆転満塁サヨナラ本塁打
9月26日 優勝 
ローズと中村、二人で101本塁打・打点263点
プロ野球

セリーグはヤクルトが優勝
パリーグは近鉄が優勝
7月24日 中村・松井、3試合連続本塁打
日本シリーズ

1 ヤクルト0-7近鉄 
2 近鉄9-6ヤクルト 勝 岡本 本 中村 水口 ローズ
3 ヤクルト9-2近鉄 
4 ヤクルト2-1近鉄 本 ローズ
5 ヤクルト4-2ローズ
ウィキペディア引用

就任2年目の梨田監督は阪神との間で大型トレードを行い、かつてのエース・湯舟敏郎や二番手捕手の北川博敏を獲得して開幕に臨んだ。新戦力のうち湯舟は年齢面もあって中継ぎでの起用が主になったが、北川は捕手以外にも代打で出場機会を増やした。陣容一新で臨んだチームは4月を16勝11敗1分と好スタートを切るも、5月には投手陣の不調で首位から転落。6月に14勝8敗と勝ち越して首位戦線に踏みとどまるが前年2連覇のダイエー・西武・オリックスとの混戦状態が続いた。8月に入るとオリックスが脱落し、三強の争いが続いたが9月に大きく勝ち越した近鉄が抜け出し、9月26日の対オリックス戦では2対5とリードされた9回裏に、代打でこの年阪神から移籍の北川が優勝決定逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、パシフィック・リーグ史上初となる前年最下位からのリーグ優勝を達成[2]。この時実況したABCの楠淳生アナは大歓声の中で北川に「しっかりと踏め!しっかりと踏め!」と叫ぶなど、放送席も熱狂の渦に包まれた。この年ダイエーの王貞治監督が巨人時代に記録した55本塁打に並んだタフィ・ローズや不動の4番中村紀洋などいてまえ打線の活躍でヤクルトとの日本シリーズは球団初の日本一が期待されたが、打線がヤクルト投手陣に封じられ1勝4敗で敗退した。


在籍選手 背番号     00 森谷 0 益田
1 鈴木 2 的山 3 吉岡 4 高須 5 中村
6 武藤 7 大村 8 磯部 9 鷹野 10 水口
11 大塚 12 香田 13 柴田 14 エルビラ 15 真木
16 岡本 17 石毛 18 山本 19 赤堀 20 ローズ
21 盛田 22 愛敬 23 門倉 24 高村 25 パウエル
26 杉山&三澤 27 古久保 28 前川 29 宇高 30 山崎
31 藤井 32 前田 33 高木 34 湯舟 35 萩原(誠)
36 大久保 37 内匠 38 山下 39 田畑 40 関口
41 阿部 42 バーグマン  43 山崎 44 ガルシア&ギルバート 45 市原
46 北川 47 古池 48 岩隈 49 加藤 50 吉川
51 フリント 52 奈良 53 覚前 54 宮本 55 近澤
56 中濱 57 玉峰 58  59 松本 60 藤崎
61 川口 62 新里 63 牧田 64 ユウキ 65 山村
66 高塚 67  68 金谷 69 松比良 70 小林
71  72 鈴木 73 梨田 74 小野  75 真弓
76 石渡 77 山下 78 正田 79 中尾 80 久保 
81 岩木 82 伊勢 83 勝呂 84 山下 85 立石
86 山口 87  88 安井 89 真喜志 90 石山
91 好太 92 高見 93  94  95 赤川
96  97  98  99 吉川 100
101 森岡 102 依田 103 水谷 104  105 
106 107 谷崎 108  109  110 安田
111  112 清田 113 石本  114 西岡 115 
116 塚田 117 太田 118 倉本 119 120
121 山田        


投手個人成績

愛敬尚史30試合2勝0敗0S防御率1.67
赤堀元之9試合1勝3敗0S防御率5.36
石毛博史25試合3勝1敗2S防御率5.04
岩隈久志9試合4勝2敗0S防御率4.53
宇高伸次11試合0勝0敗0S防御率0.79
エルビラ6試合1勝1敗0S防御率5.47
大塚晶文48試合2勝5敗26S防御率4.02
岡本晃61試合4勝4敗8S防御率2.73
加藤博人12試合1勝1敗0S防御率8.44
門倉健32試合8勝5敗0S防御率6.49
古池拓一4試合0勝0敗0S防御率8.59
香田勲男36試合2勝3敗1S防御率3.97
柴田佳主也42試合0勝0敗1S防御率4.35
関口伊織53試合0勝1敗0S防御率4.33
高木康成5試合1勝0敗0S防御率14.21
高村祐21試合5勝9敗0S防御率4.92
藤﨑紘範7試合0勝0敗0S防御率6.14
奈良将史2試合0勝0敗0S防御率6.00
バーグマン18試合10勝4敗0S防御率4.18
パウエル14試合4勝5敗0S防御率4.95
フリント1試合0勝0敗0S防御率27.00
前川勝彦28試合12勝9敗0S防御率5.89
真木将樹3試合0勝0敗0S防御率4.91
松本拓也1試合0勝0敗0S防御率0.00
三澤興一21試合7勝0敗0S防御率4.01
宮本大輔1試合0勝0敗0S防御率9.00
盛田幸妃34試合2勝0敗0S防御率7.06
山崎一玄11試合1勝1敗0S防御率4.95
山村宏樹23試合7勝6敗0S防御率5.83
山本省吾7試合0勝0敗0S防御率17.47
湯舟敏郎37試合1勝0敗0S防御率5.35
吉川勝成1試合0勝0敗0S防御率0.00
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打者個人成績

阿部真宏44試合18安打0本11点打率0.226
礒部公一140試合172安打17本95点打率0.508
市原圭29試合0安打0本1点打率0
大村直之136試合160安打16本53点打率0.417
ガルシア29試合13安打1本5点打率0.224
川口憲史124試合113安打21本72点打率0.567
北川博敏81試合54安打6本35点打率0.44
ギルバート76試合68安打6本24点打率0.416
古久保健二53試合14安打0本8点打率0.19
新里紹也23試合9安打0本3点打率0.308
高須洋介2試合0安打0本0点打率0
鷹野史寿68試合33安打6本20点打率0.509
中濱裕之2試合1安打0本0点打率0.667
中村紀洋140試合168安打46本132点打率0.63
萩原誠5試合1安打0本0点打率0.2
藤井彰人1試合1安打0本0点打率0.5
前田忠節113試合31安打1本8点打率0.259
益田大介55試合16安打2本10点打率0.468
的山哲也101試合41安打5本25点打率0.28
水口栄二110試合117安打3本30点打率0.337
山下勝充2試合0安打0本0点打率0
吉岡雄二127試合121安打26本85点打率0.489
ローズ140試合180安打55本131点打率0.662
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