←19721974⇒

1973年の近鉄

近鉄バファローズ
チームMVP「土井正博」

初の2シーズン制となったが、前期・後期とも低迷した。岩本監督も休養し、暗いシーズンとなった。
チーム順位

最下位 42勝83敗5引分
主なタイトル


オールスター出場選手

岩本(コ) 鈴木 太田 土井
メモ

2軍優勝 
2軍首位打者 阿部
2軍打点王 平野
2軍最多勝 岡田
話題

5月12日 太平洋戦、9回の試合時間4時間36分
5月23日 土井、1500本安打
8月16日 藤井寺球場、ナイター増築工事が中止に
8月28日 岩本監督、休養
9月7日 清、1000奪三振
11月17日 西本監督、就任
プロ野球

セリーグは巨人が10・22最終戦で勝利しV9
パリーグプレーオフ 南海3-2阪急
8月30日 阪神・江夏、ノーヒットノーラン+サヨナラ本塁打
パリーグは2期制になる
東急から日拓になり、1年限りで日本ハムへ。
巨人・王、3冠王
ロッテ-太平洋で騒動
日本シリーズ 巨人4-1南海
ウィキペディア引用

長く低迷を続けたチームが1969年から4年連続のAクラスとなったのを受け、親会社の近畿日本鉄道は老朽化していた藤井寺球場を改修してナイター設備を設置することを決定。早速工事が始まるものの近鉄の沿線住民が当時流行していた自動車公害や鳴り物入りの応援が導入されることに反発。最終的に鉄塔の建設後すぐに工事は中断され、日本生命球場がしばらくメイン本拠地として使用されることになった。さしたる大型補強はなかったが2位になったこともあり、チームは優勝候補にあげられた。しかし、前期開幕後から主力選手に故障者が続出すると前期優勝の南海の独走を許し、最下位で終了。後期以降の巻き返しが期待されたが後期に入ってもチームの成績不振は止まらずさらに主力選手の不振も重なり、借金生活が続いた。終盤には岩本監督が休養して島田光二打撃コーチが代理監督となるが、最終的に総合成績でも1967年以来の最下位に転落。シーズン終了後、佐伯オーナーは阪急の監督を勇退したばかりの西本幸雄を新監督に招聘。西本新監督のもとチームの再構築が始まり、ユニフォームもプルオーバー式に一新されることになる。


在籍選手 背番号
1 鈴木 2 一枝 3 土井 4 関根 5 佐々木
6 保井 7 小川 8 辻 9 伊勢 10 永淵
11 市橋 12 井本 13 市橋 14 清  15 加藤
16 佐々木 17 坂東 18 太田 19 橘 20 仲根 
21 五十嵐 22 久保 23 服部 24 有田 25 北川
26 近藤 27 神部 28 中沢 29 秋山  30 羽田
31 水谷 32 石渡 33 溜池 34 西村 35 佐藤
36 佐野 37 平野 38 阿部 39 岩木 40 大場
41 半田  42  43 木村 44 コギンス&ロバーツ 45 クォルス
46 川口 47 深代 48 村越 49 加藤 50 中原 
51 真鍋 52 梨田 53 鳥坂 54 石山 55 高木
56 寺田 57 佐藤  58 川本  59  60 広田
61 島田 62  63 北川 64  65 伊藤
66 児玉 67  68  69  70 
71 仰木 72 岩本 73 阿南 74 大久保  75  
76 77 78 79 80
81         
         
         
         
         
         
         
         
         


投手個人成績

五十嵐英夫11試合1勝1敗S防御率4.32
井本隆19試合0勝0敗S防御率7.43
太田幸司40試合6勝14敗S防御率3.23
大場隆広12試合0勝0敗S防御率10.00
岡田光雄7試合0勝0敗S防御率4.50
加藤英夫21試合0勝0敗S防御率2.57
神部年男26試合7勝7敗S防御率2.94
鈴木啓示30試合11勝13敗S防御率3.40
清俊彦45試合5勝17敗S防御率4.71
佐々木宏一郎27試合2勝9敗S防御率5.58
橘健治9試合0勝3敗S防御率2.00
仲根正広25試合1勝8敗S防御率4.74
板東里視40試合4勝9敗S防御率2.82
水谷宏41試合5勝2敗S防御率3.40
・・・詳細

打者個人成績

秋山重雄5試合1安打0本0点打率0.143
有田修三17試合1安打0本0点打率0.2
石渡茂21試合7安打1本2点打率0.313
伊勢孝夫93試合63安打7本23点打率0.412
岩木康郎38試合6安打0本0点打率0.15
小川亨123試合125安打19本63点打率0.481
北川公一66試合14安打0本16点打率0.23
クォルス81試合63安打6本23点打率0.291
久保祥次26試合6安打3本8点打率0.469
コギンス13試合5安打2本4点打率0.3
近藤和彦52試合11安打0本4点打率0.222
佐藤竹秀25試合8安打1本6点打率0.273
佐野勝稔33試合5安打0本1点打率0.143
関根知雄94試合31安打4本13点打率0.284
佐々木恭介91試合47安打8本26点打率0.397
溜池敏隆3試合0安打0本0点打率0
辻佳紀73試合23安打1本8点打率0.184
土井正博122試合131安打29本76点打率0.563
中沢春雄2試合1安打0本0点打率0.75
仲根政裕25試合8安打0本1点打率0.267
梨田昌孝60試合28安打2本5点打率0.254
西村俊二96試合55安打4本15点打率0.359
羽田耕一104試合89安打12本34点打率0.388
服部敏和121試合94安打4本16点打率0.444
一枝修平53試合29安打3本8点打率0.359
平野光泰30試合4安打0本0点打率0.222
真鍋幹三12試合0安打0本0点打率0
安井智規65試合24安打0本5点打率0.225
ロバーツ36試合14安打2本7点打率0.308
・・・詳細