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1993年の近鉄 |
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チームMVP「ブライアント」
波のあるシーズンで、４位に落ち込んで終わった。ブライアントが２冠、大石が盗塁王、野茂の最多勝、赤堀の最優秀救援と個人タイトルラッシュだったが、チームとしての力がなかった。
チーム順位
４位 ６６勝５９敗５引分
主なタイトル
本塁打王 ブライアント ４２本
打点王 ブライアント １０７点
盗塁王 大石大二郎 ３１
最多勝 野茂英雄 １７勝
救援 赤堀元之 ３２
奪三振 野茂英雄 ２７６
オールスター出場選手
野茂 大石 ブライアント 鈴木（コ） 赤堀 石井
メモ
月間MVP６月 石井
ベストナイン 石井（一）ブライアント（DH）
話題
４月１８日 ブライアント、福岡ドーム１号
６月４日 大石、１５００安打
６月５日 ９回６点差逆転勝
１０月１４日 ブライアント、２００三振
野茂、４年連続最多勝
プロ野球
セリーグはヤクルトがV２
パリーグは西武がV４
５月１９日 ヤクルト１７－１６広島 ２日がかりの試合
巨人・長嶋監督フィーバー
福岡ドーム完成
日本シリーズ ヤクルト４－３西武
FA制が認められる
ウィキペディア引用
1989年にチームを9年ぶりの優勝に導き、その後もAクラスを守った仰木彬前監督の勇退を受け、往年の300勝投手・鈴木啓示がこの年から新監督に就任。戦力面では仰木前監督が育てた野茂英雄や吉井理人、石井浩郎などが主力選手に育つなど戦力は前年まで3連覇の西武と大差がなく、この年も優勝候補にあげる声が多かった。しかし開幕ダッシュした過去2年と比べて4月を6勝7敗で終える平凡なスタート。6月に12勝7敗と勝ち越して借金を返済しオリックスに代わって3位に浮上するが、7月以降は負け越してAクラス入りが絶望的となった。9月以降は20勝12敗と大きく勝ち越して借金生活から抜け出し西武や日本ハムといった上位陣を脅かしたが、時すでに遅く66勝59敗5分で勝率5割入りこそ果たしたものの最下位に転落した1987年以来のBクラスでシーズンを終えた。投手陣では2年目の高村祐が成績を落としたものの、不動のエース・野茂が4年連続で最多勝を獲得。その一方で野茂は四球や暴投で崩れる試合も目立ったことから鈴木監督の信頼を得られず（投手陣全体でも520四球はリーグワースト）、打撃陣ではベテラン大石大二郎が盗塁王を獲得したものの、鈴木監督がルーキーの大島公一や内匠政博を重用したことなどから、鈴木監督と主力選手の間に亀裂が走り、野茂や金村義明が退団するきっかけにもなった。
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在籍選手 背番号 |
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００ 大島 |
０ 吉田 |
| １ 鈴木 |
２ 鈴木 |
３ 石井 |
４ 大石 |
５ 村上 |
| ６ 金村 |
７ 畑山 |
８ 米崎 |
９ 内匠 |
１０ 山下 |
| １１ 野茂 |
１２ 真喜志 |
１３ 江坂 |
１４ 阿波野 |
１５ 山崎 |
| １６ ブライアント |
１７ 佐々木 |
１８ 寺前 |
１９ 赤堀 |
２０ 高柳 |
| ２１ 吉井 |
２２ 吉田 |
２３ 小池 |
２４ 高村 |
２５ 安達 |
| ２６ 小野 |
２７ 中根 |
２８ 中村 |
２９ 加藤 |
３０ 加藤 |
| ３１ 山田 |
３２ 水口 |
３３ レイノルズ |
３４ 木下 |
３５ |
| ３６ 野林 |
３７ 佐野 |
３８ 田口 |
３９ 藤立 |
４０ 品田 |
| ４１ 入来 |
４２ 衣川 |
４３ 松久保 |
４４ 光山 |
４５ 背尾 |
| ４６ |
４７ 清川 |
４８ 柴田 |
４９ 桑 |
５０ 伊藤 |
| ５１ 太田 |
５２ 福島 |
５３ 渕脇 |
５４ 池上 |
５５ 藤原 |
| ５６ 平江 |
５７ 古久保 |
５８ 安田 |
５９ 宮下 |
６０ 中谷 |
| ６１ 林 |
６２ |
６３ 久保 |
６４ |
６５ 谷内 |
| ６６ 中村 |
６７ 野口 |
６８ |
６９ |
７０ 鈴木 |
| ７１ 鎌田 |
７２ 藤井 |
７３ 梨田 |
７４ 住友 |
７５ 佐藤 |
| ７６ 岸 |
７７ 今津 |
７８ 坂東 |
７９ |
８０ 村田 |
| ８１ 吹石 |
８２ 阪本 |
８３ 神部 |
８４ 羽田 |
８５ 谷 |
| ８６ 藤瀬 |
８７ 住友 |
８８ 安井 |
８９ 立花 |
９０ 石山 |
| ９１ 森山 |
９２ 上山 |
９３ |
９４ |
９５ 赤川 |
| ９６ |
９７ |
９８ |
９９ |
１００ |
| １０１ 山口 |
１０２ |
１０３ 水谷 |
１０４ 三本 |
１０５ 福地 |
| １０６ |
１０７ 谷崎 |
１０８ 小池 |
１０９ 依田 |
１１０ |
| １１１ 近藤 |
１１２ 清田 |
１１３ 石本 |
１１４ 坂口 |
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投手個人成績
| 赤堀元之 | 46試合 | 6勝6敗26S | 防御率1.52 |
| 阿波野秀幸 | 22試合 | 1勝3敗0S | 防御率6.93 |
| 池上誠一 | 2試合 | 0勝0敗0S | 防御率9.00 |
| 入来智 | 26試合 | 5勝5敗0S | 防御率3.35 |
| 江坂政明 | 21試合 | 8勝3敗0S | 防御率2.75 |
| 小野和義 | 3試合 | 1勝1敗0S | 防御率8.38 |
| 清川栄治 | 23試合 | 1勝0敗0S | 防御率3.43 |
| 佐野重樹 | 43試合 | 2勝3敗3S | 防御率2.00 |
| 高村祐 | 23試合 | 5勝11敗0S | 防御率4.96 |
| 高柳出己 | 8試合 | 2勝1敗0S | 防御率4.91 |
| 佐々木修 | 5試合 | 1勝0敗0S | 防御率4.12 |
| 野茂英雄 | 32試合 | 17勝12敗0S | 防御率3.70 |
| 山崎慎太郎 | 22試合 | 9勝5敗0S | 防御率3.76 |
| 山田真実 | 1試合 | 0勝0敗0S | 防御率4.50 |
| 吉井理人 | 22試合 | 5勝5敗0S | 防御率2.67 |
| ・・・詳細 | | |
打者個人成績
| 安達俊也 | 68試合 | 25安打0本6点 | 打率0.258 |
| 石井浩郎 | 130試合 | 147安打22本80点 | 打率0.524 |
| 内匠政博 | 86試合 | 56安打1本12点 | 打率0.318 |
| 大石大二郎 | 127試合 | 121安打10本49点 | 打率0.351 |
| 大島公一 | 91試合 | 78安打1本11点 | 打率0.344 |
| 加藤正樹 | 9試合 | 1安打0本1点 | 打率0.5 |
| 金村義明 | 47試合 | 34安打3本18点 | 打率0.331 |
| 古久保健二 | 65試合 | 37安打5本17点 | 打率0.362 |
| 鈴木貴久 | 86試合 | 58安打10本37点 | 打率0.351 |
| 中谷忠己 | 15試合 | 3安打0本1点 | 打率0.25 |
| 中根仁 | 112試合 | 77安打8本35点 | 打率0.423 |
| 中村紀洋 | 8試合 | 1安打0本1点 | 打率0.111 |
| 中村良二 | 7試合 | 0安打0本0点 | 打率0 |
| 藤立次郎 | 19試合 | 14安打3本6点 | 打率0.683 |
| ブライアント | 127試合 | 125安打42本107点 | 打率0.549 |
| 米崎薫臣 | 5試合 | 1安打0本1点 | 打率0.333 |
| 真喜志康永 | 30試合 | 5安打0本0点 | 打率0.25 |
| 松久保新吾 | 15試合 | 2安打0本0点 | 打率0.133 |
| 水口栄二 | 52試合 | 20安打0本7点 | 打率0.418 |
| 光山英和 | 86試合 | 57安打9本20点 | 打率0.424 |
| 村上嵩幸 | 104試合 | 71安打11本39点 | 打率0.47 |
| 山下和彦 | 33試合 | 14安打1本11点 | 打率0.328 |
| 吉田剛 | 118試合 | 71安打1本21点 | 打率0.284 |
| レイノルズ | 104試合 | 100安打18本50点 | 打率0.524 |
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